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2025/04/10 00:22 |
劇場版 CLANNAD
私のブログは健全化のためにもマラソンの日記というスタンスを取りたいと思っています。それに小生ごときが評論だ、レビューだなどといった大それたものを書くのはおこがましいというものです。ですので、せいぜい感想程度のことしか書かないつもりです。議論がしたい人は他でやってください。
こんな過疎サイトで場が荒れるほどの議論が起ころうはずも無いですが、まー何事も最初のスタンスってのは大事かなと。

あ、どーでもいいですがGoogleで「劇場版」で検索をかけると劇場版CLANNADがトップ、劇場版AIRが3番、劇場版空の境界が5番目です。なんだかうれしいですw


まずはネタばれ情報について。
劇場版CLANNADを見る人にはいくつかパターンがあると思うのですが、
1.ゲームCLANNADをやって、京都アニメーションのアニメも見てるよって人
2.ゲームが途中の人や、アニメを見てこれからゲームをやろうかなとか思っている人
3.ゲームをする気は無いが、京アニのアニメは追っていこうかなって人
4.CLANNADは全く知らないけど、お手軽な劇場版を見てからゲームや京アニのアニメを見るか決めようかなって人
・・・etc.
結論から言いますと、劇場版CLANNADは予告編もふくめ、思い切りネタばれをしてくれています。
2008年3月現在では京アニのアニメが終わっていないので、原作のゲームをクリアしていない人意外は全て該当します。


で、感想です。
出崎監督にはとても苦い思いをさせられた覚えがあるので、あまり期待せずに見ることにしていました。
で、原作とさっぱり雰囲気を変えてしまうところは健在でしたが、ストーリーはとても面白かったです。むしろ原作になかった点を補完してくれていてとても心地よかったです。特に父。CLANNADのアナザーストーリーという意味では、とても面白いと思いました。

で、次はゲームを知らない方に向けて。
ネタばれ」と言っている時点で、「本来の楽しみを得ることなく、作品の核心を知ってしまう」という意味合いが含まれているので、ゲームを知らない方が見る分に関して、私がどう思っているかということは言うまでもないですね(笑)
正直、ゲームを知ってしまった私からすれば、これを先に見るのはキツいと思います。
押し付けるわけではないのですが、ゲームまだやっていない方にはオススメできないです。


以下ネタばれなので、ゲームやっちゃった人だけ。
1行目からネタばれなので、クリックしちゃダメです。
ゲームやりましょうw



見ちゃダメだって言ったのにw
原作やってない人は今度こそ「戻る」ボタンをw





まずは、渚を失い汐を見捨てた朋也の様子を丁寧に描いている点がとっても良かったと思います。そして、朋也父の懺悔。原作では無かったですし、ああいうドラマティックな展開も迫力があってよいと思います。むしろ原作での朋也父は、最後まで自分から話にかかわってこず、朋也を導く重要な位置にありながら存在感が薄かったように思うのです。(でも朋也父は大好きですw)
また、渚を失い失意に飲まれる朋也をとりまく春原や智代の存在も、原作には無いいい味を出していたと思います。朋也を元気付けられないと嘆く春原には、熱いものがこみ上げてきました。

渚の舞台のシーンも好きです。原作のことを思い出すと、うーんという感じなのですが、渚が舞台にかける想いの強さを思えば、あの堂々とした渚も良いと思うのです。
あ、原作も大好きです。「子供の夢が、親の夢だ」という秋生さん、涙が出てしまいましたよ。ハイ。

夢のシーンはちょいと不気味ですね。幻想世界と現実世界を結ぶ町の想いということを一切無視し、ただ「渚と朋也の特別な共感」を示すためだけに夢のシーンを用いたのも、残念。光の玉はどこへ行ったw

総合的に見て、やはりCLANNADの劇場版としては不満です。でも、全く悪いわけじゃなく、むしろ原作をやった人には見てもらいたいという感じすらしました。
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2008/03/13 21:29 | Comments(0) | TrackBack() | アニメ

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