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2025/04/18 07:31 |
ちょびっツ
アニメじゃなく、漫画のほうですが。

面白かったので一気に読んでしまいました。

ネタばれにはならないと思うので書きますが、神経質にネタばれが気になる方は読まないでくださいね~
ちょびっツにはさまざまな面から「愛する」ということに光が当てられましたが、その中でも日比谷さんの夫の

    子供をつくることが
    幸せの終着点ではないし
    誰かを愛する条件でもない

    幸せはそれぞれ違う
    色んな幸せがあるんだ

という言葉には特に強く心に響きました。
この言葉を読んだときの思いをちょびっツを読んでいない人に伝えきれないのがもどかしいです。

作中では一切触れられていないので、CLAMPさんがこのことを意識しているかどうかは分からないのですが。
私はこの言葉は同性愛のことを意図しているように思います。また、たとえ意識していなかったとしても、同性愛についての考え方として見たいと思っています。
ちょびっツは「機械と人間の愛」をかなわないものとして描くのではなく、そこから愛というものの本質は何かということを展望しようとしているのだと思います。その意味では日比谷さんの夫の言葉を同性愛についての言葉だと考えても変なところなど無く、むしろ自然なのではないかとすら思います。

同性愛うんぬんの話がなかったとしても、子供をつくることだけが幸せの形ではないという考え方はなかなかはっとさせられるものがありました。
将来の夢はと訊かれて、生意気にも中学、高校の頃から「安定した、心豊かに暮らすことの出来る家庭をもつこと」と答える私ですが、そういえば私の夢の中では子供というのは前提にしてしまっているのだなあと気づきました。新たな視点を提供してもらえたというだけで、ちょびっツを読んだかいがあったというものです。
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2008/03/08 23:48 | Comments(2) | TrackBack() | アニメ

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コメント

マイノリティーへの視点を知るのは人間性を育む良い経験。
とはいえマジョリティーに安住するなという意味ではなく
マジョリティーにいる自分を自覚することに意味がある。
posted by 八束at 2008/03/09 00:13 [ コメントを修正する ]
知れば知るほど、いままで持っていた偏見の目を恥ずかしく思う今日この頃です。
posted by 猫太at 2008/03/10 12:44 [ コメントを修正する ]

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